大地震の時に逃げる前にした方が良いこと
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最終更新日:2012/05/19
災害関係
今回は家を出るまでにしておいた方が良い事を書いています。家を出た後に関してはまたの機会に書こうと思います。
ひどい地震中は身の安全を第一に考える
一番大事なことは自分の身を守ることです。テーブルや机の下に隠れるか、なければなにか頭を守れるもので保護しましょう。
ガラスの近くや下敷きになってしまう恐れのある家具から離れることも大事です。
地震中は出来る限りドアを開ける
地震により建物が歪みドアが開かなくなることがあります。動けそうだなと思う時はドアを開けておきましょう。
また、そういったドアが開かなくなった事を想定して窓のガラスを割って逃げたり等のシミュレーションをしておくことも大事です。
パニック時は冷静な判断が鈍る恐れがあります。あらかじめ考えていないとガラスを割った先に逃げるルートがなかったり、明らかにガラスが割れないような布団とかで割ろうとしたり等、パニック故にありえない行動を取ってしまう可能性があるのです。
停電した場合は逃げる前にブレーカーを落とす
停電した場合は避難の時にブレーカーを落として下さい。電気が復旧した場合にショートしてしまい火災に繋がる恐れがあります。
もちろん命が一番大事ですから、ブレーカーを落とすのを忘れたからといって家に戻ることはやめて下さい。
ガスの元栓を締めて下さい
ガスの元栓を締めることで火災の原因を1つ取り除くことが出来ます。仮に震災で建物が倒壊したとしても、燃えてなければ大事なものが残っている可能性が高まります。
大声で叫ぶ
マンションやアパートに住んでいて、脱出経路が見つからなくて閉じ込められる場合がある場合は、早い時点から叫ぶ事が大事です。
他の部屋に住む住民が逃げる時に助けを求める声を聞いて助けに来てくれる場合もあるし、仮に助けに来てくれなかったとしても、逃げた後で『助けを呼ぶ声が聞こえた』と救命員に伝えてくれれる可能性も高まります。
早い段階から電話をする
大災害直後の時は電話は繋がったという体験談を良く耳にします。出来る限り早めに電話を掛けてみましょう。
出来れば災害グッズの用意を
私のおばあちゃんは大災害の準備として、枕元にいつも災害グッズの用意していました。
災害グッズの中身は、昔ながらの乾パンなどの非常食。そしてラジオと懐中電灯を用意していたのを記憶しています。あの頃は、今の時代、携帯があるのに今更ラジオとか乾パン?なんて必要なの?と心の中で思ったりもしましたが今更ながらそういったグッズの大切さに気づきました。
今回の地震で茨城に居た経験者の話を聞いたのですが、日頃当たり前に使えているものが使えなくなるそうです。
圏外で全く使えない携帯電話、街灯も含め、全く真っ暗で見えない中での行動・流れないトイレ、そしてトレイを待つ長蛇の列。普段、当たり前だったことが全く出来なくなってしまうのです。
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道具
ラジオ、懐中電灯、ロープ、非常用トイレ、携帯の充電器(ソーラー充電や手動で充電出来るタイプのモノ)
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