おとり物件だと思った時の選択肢
公開日:
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最終更新日:2012/05/19
引越し関連
引越しは新しい物件を選ぶことからはじまる。物件探しは不動産、または仲介業者のホームページ上の物件紹介や店頭での広告を見て選ぶ人が多いと思うが、そういった紹介の中に『おとり物件』と呼ばれる物件が存在する。
おとり物件とはなんなのか?
おとり物件とは実際にはそんな物件は存在しないのにあるように見せている物件のことだ。こんなに立地が良くて、広くて、築年数も浅い新しいマンションなのにこんなにも安いの!?と思わせて問い合わせをさせて、来店させる。
そして来店したお客さんに『すみません、先程あの物件の方決まっちゃいました。わざわざ来て頂いたのにすみません。その代わり、別で良い物件の方紹介しますよ!』みたいな感じで元からない物件をエサに来店させて、違う物件を紹介する手口である。
おとり物件を使っている業者は驚く程多い
おとり物件なんて紹介してる悪徳業者にはひっかからないようにしよう!と思うのが常だと思うが、実はおとり物件。驚く程数が多い。というか大半の業者はおとり物件を使っているという裏情報まである。
それも無理はない。なぜならばお客の方は”おとり物件だったという証拠がないからだ”大半の人は『あぁ~ちょっと前に決まっちゃったんだ。。。私ってついてないなぁ…なんだか親身になってくれる優しそうな人だし、この人に同じようないい物件を紹介してもらおうかな!』なんて考えになってしまうからだ。
ほとんどの人はおとり物件だったということに気づくことはない。こんなことで客足が伸びるわけだから、本当はやりたくないけれど、周りの業者がおとり物件を扱っているので、仕方なく扱っているところも多数あるだろう。
おとり物件に直面した時の2つの選択肢
選択肢は二つある。ひとつはお目当ての物件がなかった場合はすぐに退店するという選択肢。退店だけじゃなく、徹底的に問い詰めるというのもこの選択肢の発展の先にはあるかもしれない。
もう一つの選択肢は、おとり物件じゃなかったらラッキーだなと思う選択肢。ほとんどの優良物件はおとり物件だと悟った上で、本物だったら嬉しいなと諦めた上で別の物件を探すことを考えるという選択肢。
店内で紹介される物件で『おとり物件』は存在しないので、『おとり物件が多数掲載されている』物件サイトや店頭前のおすすめ物件で選ばずに来店する方が遠回りせずに良いかもしれない。
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